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世界遺産の1つ、ダルバール広場の南側に「クマリの館」がある。クマリとは人々の病を治したり願望を叶えてあげる女神で、その化身としてあがめられる少女が実際に住んでいるらしい。つまり彼女は「生き神」としてここに暮らしているわけだ。

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ネパールの建物はどれも彫刻が素晴らしく、こういうちょっとした石段にも施されている。

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館は3階建てで、クマリが2階正面の窓から顔を出すこともあるそうだ(お布施を世話人に渡せば出てくれるという話も)。ただし、写真を撮ってはいけないそうだ。それだけ神聖視されているということだろう。

生き神クマリは、ネワール仏教徒の僧侶カースト・サキャのファミリーから選ばれる。怪我や病気をした痕跡がなく、美しくアタマの良い少女が選ばれる。初潮前でなければならない。選ばれると両親のもとを離れて徹底的に「神さま」としての振る舞い方などを教育されるという。厳しい日々だろうが、選ばれることはこのうえない栄誉であるに違いない。

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