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Articles & Photographs by YUKA ASHIYA                                   

Articles & Photographs by YUKA ASHIYA

ストックホルムの電車料金事情 2014.4月現在

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(王宮広場前で行われる衛兵交代式:1日1回正午頃: 曜日によって時刻が違います)

ストックホルムの交通料金はメチャ高。1クローナ=15.7円の為替レートで、片道約560円する。これは「ゾーン1」内だけでの話で、もし滞在先や行き先がゾーンを超える場合、ゾーン3ならこの倍するのだ。

ほんの少しではあるが、その高さを軽減する方法がある。駅の窓口で「アクセス・カード」を買うのだ。このカード自体20SEK(約310円)するが、これで乗るとゾーン1内だと25SEK(約390円)で済む。カードはトルコなどと違って返却できないのでカード代金は捨てることになるが、電車に2回以上乗るなら、これでもうペイできるわけだ。毎回切符を購入する手間も省ける。

ただし注意事項が1つ。カードはチャージしていく形で使えるのだが、最低チャージ料金は100SEK。うまく使わないとカードに残金があるわ、それは戻ってこないわ、なんてことが起こりうるのだ。

乗り放題の「トラベルカード」を買う手もある。ちなみにこのトラベルカードは「アクセス・カード」を
持っている人が買えるカードである。

アクセス・カードやトラベル・カードについての詳細はこちら。

もう1つ、「ストックホルム・カード」というものがある。交通機関の乗り放題、80以上の博物館や美術館への無料入場と、数日間だけの滞在でたくさん回りたいという人には使い勝手がいいかもしれない。1日券から5日券まであり、5日券だと1日あたりの料金が210SEKになりますよ〜と謳っている。ただ、この5日券は1050SEKするので(約16500円)、考えものではある。


参考までにアーランだ空港までのアクセス料金は、市内から直通電車(SL)で1250SEK。ところが電車で「Marsta」(ゾーン3)まで行くとそこから空港までのバスがあり、合わせて直通電車の半額ぐらいで行けるんだそうだ。


なお、交通料金やシステム等は変動があります。上記についてはあくまでも参考とし、全て旅行時にご自分で確認して下さい。



ナポリ中央駅(ガリバルディ駅)の環境 2014.1月現在

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昔ほどではないにしろ治安がいま1つと言われているナポリだが、滞在した2週間のあいだ何度も行ったが、危険を感じたことはただの1度もなかった。地下鉄や周遊鉄道なども乗り入れている大きな駅なので、通勤客もたくさんいる。夜遅くの到着などではない限り、そう気を張る必要はないのではないかと思われる。ただ、夕方にナポリ中央駅に着いた時は目つきの悪い人などもいたので、気をつけるに越したことはない。

駅を背に出ると、現在は広場の中央部分が工事中。ウンベルト1世通りへ向って左手へ行くとタバッキやカフェなどが建ち並び、多くのナポリ人が歩いている。右手へ行くとやはりタバッキやカフェなどが並んでいるが、こちらはおそらく南アフリカの人だと思われる黒人がとても多い(駅を出てすぐ右側の道へ逸れて行くと中国系のスーパーなどがあり、どうやらそのあたりは移民が多いようだった)。広場の右手は黒人たちによる出店があったり、たばこ売りが歩いたりしている。そういうのが苦手な人は、駅を出て左手のほうへ行くといい。

ただ、右手も悪い雰囲気が漂っているわけではないし、物売りのほうから声をかけてくるわけでもない。また、この道をまっすぐ行くと右手に「イスタンブール」の店名の「ケバブ」のお店があり、ここの「パニーニ・ケバブ」が抜群に美味しい。野菜など具材は何種類もあるが、全部入れてもらうと栄養満点。3ユーロで、相当なボリュームがある。

イタリアに行ったら、ナポリに限らずどこでも売っているキャンディ「Alpenliebe」の「オリジナル・キャラメル」味も買おう。包装はあまりお洒落じゃないが、とっても美味しい。タバッキやスーパーマーケットなどで購入できる。



ポンペイ遺跡・エルコラーノ遺跡への行き方

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ポンペイ遺跡もエルコラーノ遺跡へも、ナポリ中央駅から同じ路線で、エルコラーノ遺跡のほうがナポリに近い。

鉄道はトレニタリア路線でもポンペイ行きがあるが、遺跡へはスヴィオ周遊鉄道( Circumvesuviana lines)を使うこと。ナポリ中央駅(ガリバルディ駅)の地下にあり、ソレント(Sorrento)行きに乗車。ポンペイ遺跡へは「Pompei Villa dei Misteri (Scavi di Pompei)」下車が便利。改札を出て右へ行くと、すぐに遺跡へのエントランスがある。

ポンペイ遺跡の敷地はかなり広い。このエントランスに敷地内の地図があるので、必ずもらって行くこと(無料)。

出入り口は他にもあって、大きな古代競技場の近くにもある。ここから出て鉄道に乗る場合は、出口を出て左へ向い、大きくて美しい教会が見えたらその前を通って教会を過ぎたところで左へ。まっすぐ行くと、駅に突き当たる。

こちらも参考にどうぞ。

ナポリ・国立カポディモンテ美術館への行き方

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美術館の行き方をわざわざブログに情報として書くのはどうかと思うが、ここはちょっと分かりにくい。何から何まで分かりにくい(笑)。が、行く価値のある美術館なので記すことにした。

・徒歩での行き方
  先に記しておくが、石畳の上り坂で距離が長いため、足に自信がない人へは徒歩での来場はお勧めしない。
 国立考古学博物館は誰にでも分かりやすいのでそれを起点にすると、博物館から徒歩で約30〜約40分。ダンテ広場から山手方向へ向かい、博物館を右手見てさらに北(山手方向)へまっすぐ、ひたすらまっすぐ歩いて行く。すると円形の小さな広場に行き当たり(周囲は車のロータリーになっている)、そこへ入ると正面に階段が見えるので、それを上がりきる。上がり切ったら右手へ向かい、すぐに突き当たるので、それをまた右手へ行く(ここに二つの似た美術館名の標識が左右に分かれてあるので気をつけること)。そのまま道に沿って行くと、右手にナポリの市街が見える。カーヴを曲がると、比較的すぐに左手に高い鉄柵状の扉があり、それが敷地への入り口。人一人分ぐらいしか開いていないし、美術館であることの表示もない(笑)。前にタクシーが停まっている場合があるので、それも1つの目印になるかもしれない。

・敷地に入ると、左手にある大きな建物がカポディモンテ美術館。これまた入り口が分かりにくいが、ブック・ショップを見つけたらそこが入り口。

・ナポリ中央駅(ガリバルディ駅)からの直行バスはない。公共交通機関を使って行きたい人は、地下鉄に乗って「Cavour(カヴール)」駅で下車し、バスに乗ること。あるいはダンテ広場や国立考古学博物館からもバスがあるらしい。ただし、どのバスも時間帯によって道はかなり渋滞するので、時間に余裕を持って行くことをお勧めする。

・イタリアのバスは、基本的にアナウンスも次の停留所の表示もない。ドライバーや他の乗客に聞くなどして、降りる場所を間違えないよう気をつけられたし。

こちらも参考にどうぞ。


ギリシャ・アテネの携帯電話情報 2014年1月現在

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アテネでの携帯SIMカードは、ボーダフォンの1ヶ月もので税込みで6ユーロ。400時間の国内通話がついてくる。国際通話については、受信は無料らしい。SMSは受信しかできず、送信もしたければ別途申し込んでそのための料金を支払わなければならない。ただし日本からのSMSは、受信できないケースがある。

というのも、日本のドコモとギリシャのボーダフォンは国際SMSの通信契約をしていないようだ。ドコモのサイトの国際SMSについてのページを参照されたし。

ちなみに1年前のインドではドコモの携帯機器はボーダフォンのSIMカードそのものを受け付けなかった。世界最大手のボーダフォンのSIMがこんなふうにいろんな形で使えないのはとても不便である。

ギリシャには Wind, Cosmote, Vodafoneの3社が携帯通信会社としてあり、日本のソフトバンク、ドコモ、auの3社ともSMSができるのは、「Wind」だけらしい。また、ギリシャの通信3社ともSMSができるのは、「ソフトバンク」だけのようだ。

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